- 洗車機が使えない車種は?
- 外車は洗車機で洗える?
- 洗車機が使えない車をキレイにする方法は?
この記事では上記のような疑問を解消するために「洗車機が使えない車種」を具体的に紹介していきます。
時間がないときに車をキレイにしたい、出先で車を洗いたいといったときに便利なものが洗車機です。
しかし、洗車機には使えない車種がいくつかあります。また、もともと外車NGの洗車機もありますので、利用する際には事前に確認しなければなりません。
ここでは、実際に設置されている洗車機の注意書きを参考にしながら、洗車機を利用する際の注意点もまとめました。
合わせて洗車機に関してよくある質問、洗車機を使わずに車をキレイにする方法を解説していますので、ぜひご覧ください。
洗車機が使えない車種とは?
洗車機が使えないのは「指定された一部の車種」「洗車機の規格に合わない車種」です。
一般的に海外の車(いわゆる外車)は洗車機に使えないことが多く、手洗いする方をよく見かけます。
ここでは「出光アポロステーション(セルフ式ガソリンスタンド)」に設置されている洗車機を参考にしながら、洗車機に使えない車種を具体的に紹介していきます。
洗車機が使えない国産車の車種
洗車機が使えないのは主に外車といったイメージがあるかと思いますが、実は国産車の中にも洗車機NGの車種があります。
実際に調査した洗車機で「非対応」となっていたのは以下の国産車です。
- 日産:プレジデント、サファリ
- トヨタ:センチュリー、ランドクルーザー
- ダイハツ:ミゼットⅡ、コペン
- ホンダ:S660
- 三菱:デリカD5、ジープ
ご覧の車に乗っている方は洗車機を利用する前に一度注意書きを確認しましょう。
また、一部の洗車機ではすべてのダイハツ車が非対応といったケースもあります。(ミラーの取り付け方や強度が他社と異なる車が多いという理由のため)
洗車機が使えない外車・アメ車の車種
こちらは「出光アポロステーション(セルフ式ガソリンスタンド)」に設置されていた洗車機の注意書きです。
ご覧のように以下の外車・アメ車には対応していないことが分かります。
- ベンツ
- BMW
- ジャガー
- ポルシェ
- プジョー
- ワーゲン
- アルファロメオ
- クライスラー
- テスラ
そもそも「外国車の洗車を想定しない」と記載されていますので、外車をキレイにする場合はガソリンスタンドやカーショップのスタッフによる手洗い洗車、または自分での手洗い洗車の2択となります。
なお、注意書きを無視して洗車機を使うとドアミラー・エンブレムなどの破損、バンパー・ナンバーの脱落といった事故に繋がるため非常に危険です。外車NGの洗車機は利用しないようにしましょう。
補足:そのほかレーン幅やサイズに適合しない車について
洗車機が使える車のサイズは、おおむね「全高およそ2.3m、全幅2.3m、全長5.2m」となっています。
そもそも門型洗車機は高さやレーンの幅が決まっているため、この規格に合わない車種は使えません。
例えば、トヨタの「ハイエース スーパーロング」は全長が5380mm(5.3m以上)なので、ほとんどの洗車機で利用不可になるということです。
また、エアロパーツやキャリーを取り付けている車の場合だと、実際の外寸がオーバーしている可能性があります。(パーツが壊れる危険性もあるため利用が推奨されていない)
洗車機の注意書きにも純正品・社外品を問わずカーアクセサリーを取り付けているドレスアップ車は利用しない方が良いと書かれていますので、同様の車に乗っている方はあらかじめ理解しておきましょう。
※洗車機を利用する際の注意点は以下の記事でも説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
洗車機が使えない車種をキレイにする方法
ここからは洗車機が使えない車種をキレイにする方法を紹介していきます。
洗車機が使えない場合は手洗いするしかありません。それぞれに掛かる費用やメリット・デメリットを簡単に説明していますので、ぜひご覧ください。
①ガソリンスタンドなどの手洗い洗車
ガソリンスタンドやカーショップでは手洗い洗車サービスを提供しているところがあります。
- 費用:1,500円~6,000円程度
- メリット:細かいところまで丁寧に洗車してくれる、車内までキレイにしてくれるサービスもある
- デメリット:時間が掛かる(平均して45分程度)、洗車機よりも料金が高め
スタッフによる手洗いサービスのメリットは、洗車機よりも細かい部分をキレイにしてくれるところです。
やはり洗車に慣れているスタッフが手洗いしてくれると、普段では見落としているような部分までキレイになります。
また、オプションによっては車内のゴミを片付けてくれる、灰皿をキレイにしてくれるといったサービスもあります。
ただし、平均して45分程度の時間が掛かるところ、洗車機よりも料金が高いところはデメリットに感じる点です。
なお、手洗い洗車サービスを提供している店舗でもスタッフの数や利用状況によっては「待ち時間」が発生します。少しでも待ち時間をなくしたい方は、事前に予約をしておきましょう。
②自分で手洗い洗車
自分で車を手洗いするメリット・デメリットは以下の通りです。
- 費用:1,000円~2,000円
- メリット:キズを付けられる心配がない、一度道具を揃えばその後は安く洗車できる
- デメリット:ある程度まとまった時間が必要になる、手間が掛かる
洗車機とは異なり、自分で手洗いをすれば車にキズが付く心配がありません。また、費用が掛かるのは道具を揃えるときだけで、あとは安く洗車ができます。
ただし、時間と手間が掛かる点は自分で洗車する際のデメリットと言えるでしょう。とはいえ、愛車をキレイにしたいのであれば、やはり自分で手洗いするのが一番です。
最近では、以下の動画で紹介しているような便利な洗車グッズも販売されています。
特に外車オーナーの場合は手洗いする機会が多いはずなので、ぜひ洗車グッズにもこだわってみてください。
なお、車を手洗いするときは「上(ルーフ)の方から始める」というのが基本です。上から下に汚れを洗い流すイメージで洗車すると、仕上がりもキレイになります。
最後はしっかりと水気を拭き取り、水の跡を残さないようにしましょう。
※しばらく洗えていなかった車をキレイにしたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
洗車機が使えない車種に関してよくある質問
ここでは洗車機が使えない車種に関してよくある質問に答えていきます。
「外車でも使える洗車機はある?」「BMWは洗車機が使える?」といった疑問を持っている方は、こちらをご覧になってみてください。
高級車には洗車機を使わない方が良い?
高級車でも洗車機に対応している車種なら利用可能です。
ただし、洗車機による「洗車キズ」を付けられたくないのであれば、やはり手洗いの方が安心と言えます。
車のメンテナンスにある程度のコストを掛けられる方なら、ガソリンスタンドやカーショップのスタッフに手洗いしてもらいましょう。
そもそも「外車お断り」ではない洗車機はある?
洗車機の中には「外車ボタン」が付いているものもあります。こうしたボタン(オプション)がある洗車機なら外車でも洗えますので、利用する前に確認してみてください。
洗車可能な洗車機もあります。
外車や輸入車は、ミラーがたためず着脱できる仕様のものも多いため、洗車中にミラーが落ちてしまうことがあります。まずは洗車機に「外車ボタン」があるか確認しましょう。
引用:ENEOSウイング|ドライブスルー洗車の基本からメリット・デメリットまで。手洗い洗車との違いも解説(外車・輸入車もドライブスルー洗車機で洗車できますか?)
ただし、外車ボタンがあっても全長や全幅がオーバーしている車種は洗車NGとなります。この点はどの車においても同じ条件です。
BMWは洗車機を使って大丈夫?
BMW japanのサイト(BMW japan|クルマの塗装を守る7つの秘訣)を見ると、メーカー側は洗車機NGにしていないことが分かります。
そのため、外車用のオプションが付いていて、なおかつ「使えない車種」にBMWの名前が載っていない洗車機であれば利用可能と言えるでしょう。
洗車機が使えない車種をキレイにするならスパシャンがおすすめ
洗車機が使えない車種に乗っているカーオーナーの方には「SPASHAN2024コーティング剤」がおすすめです。
スパシャンのコーティング剤は初めてでも簡単に使えます。通常の手洗い洗車後にサッと塗布するだけで車のボディをキレイに保ってくれるため、まさに「試す価値あり」の商品です。
当社(株式会社HOBSTAR)はスパシャンのようなカーケア用品を数多く取り揃えている専門会社です。
手洗い洗車後に面倒な拭き上げ作業を楽におこなえる画期的なタオル、スプレー後に乾拭きするだけで撥水力が増すグッズなどを販売しています。
日頃から車をキレイな状態にしておきたい方、洗車機が使えない車に乗っている方は、ぜひこうしたカーケアグッズを活用してみてください。