- ノンブラシ洗車機とは?
- ノンブラシ洗車機のメリット・デメリットは?
- ノンブラシ洗車機が設置されている店舗は?
この記事ではノンブラシ洗車機に興味を持っている方に向けて、ノンブラシ洗車機と普通の洗車機の違いや利用するメリット・デメリットを紹介していきます。
また、ノンブラシ洗車機が置いてある店舗、利用する際の疑問や質問もまとめていますので、ぜひ最後までご覧になってください。
ノンブラシ洗車機とは?普通の洗車機との違い
ノンブラシ洗車機とは、高圧放水される水の勢いだけで汚れを落としてくれる自動洗車機のことを指します。
現在、数多くのガソリンスタンドや洗車場に置いてあるのはスポンジブラシを使った洗車機です。(または専用の布ブラシを使った洗車機)
ブラシがある洗車機は物理的な力で汚れを落としてくれますが、場合によっては車体にキズが付いてしまう可能性があります。
また、以前は使い方を間違えることで車のドアミラーやアンテナ、ルーフキャリアなどが破損するケースもありました。(最近の洗車機であれば精度が上がっていて破損のリスクは低い)
しかし、高圧水流だけで車体を洗うノンブラシ洗車機の場合は、スポンジや布が車のパーツに引っ掛かることがありません。こうしたノンブラシ洗車機は、段々と街中でも見かけるようになっています。
ノンブラシ洗車機のメリット
ここではノンブラシ洗車機を利用するメリットを紹介していきます。
ノンブラシ洗車機に興味がある方は、こちらの内容を参考にしてみてください。
ボディにキズが付きにくい
前述の通り、ノンブラシ洗車機は水のパワーだけで汚れを取る仕組みとなっていますので、ブラシや異物によってキズが付く恐れがありません。
また、布ブラシのように車のパーツが引っ掛かることもなく、破損のリスクがほぼない洗車機と言えます。もちろん、ただ水で洗うだけでなくカーシャンプーや撥水材を使ったコースもありますので、丁寧に洗車したい方にもおすすめできます。
細かいパーツの汚れも取れる
ノンブラシ洗車機の魅力は細かいパーツの汚れが取れるところです。ブラシと異なり、水はどんなスキマにも入り込めます。
一般的な洗車機のブラシ(または手洗いのスポンジ)では届かない部分も洗い流してくれるのが、ノンブラシ洗車機ならではのメリットと言えるでしょう。特にフロントグリルなどの奥にある汚れを取るのには重宝します。
洗車時間が短い
選択するコースにもよりますが、一般的な洗車機の所要時間はだいたい5〜12分程度です。これにプラスして拭き上げの時間が掛かります。
対してノンブラシ洗車の所要時間は4~6分程度です。(コーティングありでも10分以下のものが多い)
ほとんどのコースにはエアブローによる乾燥時間が含まれていますので、一般的な洗車機よりも短い時間で車がキレイになります。
ノンブラシ洗車機のデメリット
続いてノンブラシ洗車機を利用するデメリットを見ていきましょう。
これからノンブラシ洗車機を利用する方は、こうしたデメリットを理解しておく必要があります。
車の下回りは洗えない
いまのノンブラシ洗車機の課題は車の下回りが洗えない点です。
機械の構造上、どうしてもホイールやステップといった部分が十分に洗えず、汚れが取れないことが多々起こります。
なお、ブラシ付きの洗車機でも同様の部分に洗い残しが生じやすいので、この点に関してはイーブンと言えるかもしれません。
普通の洗車より費用が高め
一般的な洗車機だと水洗いコースが300〜400円程度、シャンプー洗車コースが500円程度となります。
対してノンブラシ洗車機の料金は水洗いコース800円〜1,000円、シャンプー洗車コース1,000円〜1,300円です。およそ2倍の価格差があり、費用を気にする方にとっては大きなデメリットになってしまいます。
洗車に掛かる時間は短くなるものの、普通の洗車機との差は数分程度なので、コストを考えればブラシ付きの洗車機を選ぶ人もいるはずです。
落としきれない汚れもある
ノンブラシ洗車機の特徴は高圧放水によって車を傷つけずキレイにしてくれるところですが、やはり水の力だけでは落としきれない汚れもあります。
特に油分を含む汚れ、長く固着している泥や水垢などは上手く落ちません。純粋な洗浄力だけで考えるとブラシありの洗車機の方がパワフルなので、汚れの種類や程度を見て使い分けてみてください。
ノンブラシ洗車機の設置店(ガソリンスタンド)は?
現在のところ、ノンブラシ洗車機はまだ広く普及していません。
街でよく見かける大手ガソリンスタンドや大型カー用品店にはノンブラシ洗車機ではなく、従来のブラシ付き洗車機が置かれています。
実際に調査したところ、ノンブラシ洗車機を導入しているチェーングループとしては関西を中心に全国およそ30店舗を展開する「洗車のジャバ」が挙げられるものの、そのほかに目立った設置店は見つかりませんでした。
参考:洗車のジャバ|店舗一覧
都市部においては個人経営系・中小企業系の洗車場や洗車スペースに置かれているケースが多いようです。
東京都江戸川区:環七大杉セルフコイン洗車場
大阪府門真市:CarWash Shinomiya
ノンブラシ洗車機を使ってみたい方は、近くに設置している店舗がないか調べてみましょう。
ノンブラシ洗車機(ノーブラシ洗車機・ブラシレス洗車機)に関してよくある質問
ここからはノンブラシ洗車機(ノーブラシ洗車機・ブラスレス洗車機)に関してよくある質問に答えていきます。
ノンブラシ洗車機はコーティングしている車にも使える?
ノンブラシ洗車機はコーティング済みの車にも使えます。
従来のブラシ付き洗車機だとスポンジや布の摩擦によってコーティングが剝がれやすくなってしまいますが、水圧だけで汚れを落とすノンブラシ洗車機の場合はコーティングへのダメージを少なく抑えられます。
とはいえ、やはりコーティングをしている車をキレイにするなら手洗いが一番です。手洗いであれば洗車機が不得意とする下回りの汚れも落とせます。
ノンブラシ洗車機の使い方(コース)は?
ノンブラシ洗車機の使い方は従来の洗車機とほぼ変わりません。
- 車を所定の位置に停める
- コースを選ぶ
- お金を投入する
- 洗浄作業を待つ(5分~10分程度)
- 拭き取りスペースに移動して車体を拭く
主なコースの種類としては「水洗いコース」「標準コース」「撥水コース」「泡洗剤コース」「コーティングコース(PRISM GLASSコースなど)」が挙げられます。
洗車とコーティング作業がセットになったコースの値段は1,300円〜2,000円程度です。
ノーブラシ洗車機・ブラシレス洗車機はどんな人におすすめ?
ノーブラシ洗車機やブラシレス洗車機の利用がおすすめな人の特徴は以下の通りです。
- 洗車機を利用したときのキズが気になる人
- とにかく短い時間で洗車を済ませたい人
- コーティング済みの車を洗いたい人
すでにコーティングを施した車を水洗いだけでキレイにしたいといった場合にもおすすめです。
「あらかじめカーコーティングをしておく」⇒「軽い汚れは水洗いだけで落とす」というのが車体をキレイに保つ方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
ブラシなしの洗車機に頼らず車をキレイにする方法
ノンブラシ洗車機は車への負担が少ない洗車機です。とはいえ、毎回ノンブラシ洗車機を利用していると費用がかさんでしまいます。
洗車機に頼らず車をキレイにしたい場合は、ぜひ「スパシャン(SPASHAN)2024 コーティング剤」を使ってみてください。
こちらのコーティング剤はスパシャンブランドの中でも特に人気が高い商品です。適量の水で薄めた本剤を洗車後のボディに塗布すれば、すぐに優れた撥水効果が現れます。
また、何度か重ねて塗ることで、より強力な撥水性と防汚性を発揮してくれます。
窓ガラスの撥水性を高めたい場合にはこちらの「スパシャン オタマジャクソン 窓専用撥水剤」もおすすめです。
あらかじめ本剤をガラス部分に塗るだけで見違えるような撥水力を実現してくれます。
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