- 車のコーティングにはどんな種類がある?
- 種類ごとの特徴や価格の違いは?
- 自分でコーティングできるおすすめの商品は?
この記事ではご覧のような疑問を解消するために、車のコーティングの種類とそれぞれの特徴を紹介していきます。
車のコーティングの種類は主に5つです。大まかに言えば、コーティング剤に含まれる成分で種類が変わります。
コーティングの種類により被膜の強度・持続性・耐久性・仕上がりのツヤ・価格などが変わるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。
ここではコーティングごとの特徴や価格を分かりやすくまとめました。また、自分で手軽に施工できるおすすめのコーティング剤も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
車のコーティングの種類は主に5種類|それぞれの特徴や価格を解説
車のコーティングの種類は主に以下の5つです。
コーティングの種類 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|
カーワックス(油脂系) | ・油脂を主成分とするコーティング ・価格が非常に安価 ・自分でも施工しやすい | 1,000円~3,000円前後 |
ポリマーコーティング | ・樹脂を主成分とするコーティング ・持続性や耐久性は低いが安価 ・施工時間が短い | 2,000円~10,000円前後 |
ガラス系コーティング | ・樹脂成分とガラス成分を組み合わせたコーティング ・持続性と耐久性、費用のバランスに優れている ・ガラスコーティングやセラミックコーティングより安価 | 30,000円~50,000円前後 |
ガラスコーティング | ・二酸化ケイ素(ガラス)を主成分とするコーティング ・被膜の強度、耐久性が高い ・艶感や光沢に優れている | 50,000円~100,000円前後 |
セラミックコーティング | ・二酸化ケイ素(ガラス)とセラミックを組み合わせたコーティング ・被膜の強度や耐久性がもっとも高い ・質が高い分、価格も非常に高額 | 200,000円~300,000円前後 |
ご覧の通り、カーコーティングは種類によって特徴や価格が大きく異なります。
ここでは各コーティングの内容やメリット・デメリットを解説していますので、コーティング選びの参考にしてみてください。
カーワックス(油脂系)
もっとも手軽に施工できるのが油脂を主成分としたカーワックスです。
正確に言えば他のカーコーティングとは内容が異なるのですが、車の表面に油分を塗布することで水弾きを良くするといった効果があります。
- 車のボディに塗るだけなので誰でも簡単に扱える
- 1,000円~3,000円程度で手に入る
- 持続性や耐久性は低く、効果がもつのは1~2週間程度
洗車後、水分をキレイに拭き上げたらカーワックスを全体に塗っていきます。塗り終わったら、マイクロファイバークロスなどで再度ボディを拭いて施工完了です。
このように自分で施工できるところがカーワックスのメリットと言えます。ただし、カーワックスは熱に弱いため、暑い季節だと比較的すぐに流れ落ちてしまいます。
また、他のコーティングのように塗装と結合しづらく、強度が低い点もカーワックスのデメリットです。
ポリマーコーティング
フッ素やシリコンといった樹脂成分を使用し、車のボディに被膜を形成するのがポリマーコーティングです。
カーワックスより持続性があり、強度も高いところがメリットとして挙げられます。
- 自分でも施工が可能
- コーティングの中では安価な点が最大のメリット
- 撥水力や艶感といった効果が得られる
ポリマーコーティングは使われている材料が安価であるため、施工料金が非常にリーズナブルです。店舗に依頼した場合でもだいたい10,000円以内に収まります。
ただし、ガラスコーティングやセラミックコーティングほどの強度はなく、持続期間も2~3か月程度と短めです。
一時的な撥水力と艶感は得られるものの、紫外線ダメージやキズの予防といった効果はあまり期待できません。
ガラス系コーティング
ポリマーコーティングとガラスコーティングの中間に位置するのがガラス系コーティングです。
樹脂成分とガラス成分を組み合わせたコーティングで、両方のメリットを備える内容となっています。
- 価格が安い割には強度が高い
- 持続性も半年ほどと中間的
- ある程度の防汚性を得られる
ポリマーコーティングでは小さいキズの予防効果をほぼ得られませんが、ガラス系コーティングであれば多少の効果が期待できます。
また、持続期間に関してもポリマーコーティングが2~3か月に対して、ガラス系コーティングなら半年ほどもちます。
ガラスコーティングやセラミックコーティングと比較すると材質的に被膜の強度は高くありませんが、総じてコスパ重視の方におすすめのコーティングと言えるでしょう。
ガラスコーティング
ガラス成分の二酸化ケイ素をメインとしたものがガラスコーティングです。
全カーコーティングの中で主流となる種類で、高い強度と持続性を特徴としています。
- 紫外線ダメージやキズの予防効果が得られる
- 持続性が3年前後と長い
- 撥水性や艶感に優れている
ガラスコーティングの魅力は紫外線から車の塗装を守ってくれるところです。ボディの色褪せを防ぎたい方におすすめのコーティングと言えるでしょう。
また、ポリマーコーティングやガラス系コーティングより防汚性と撥水性が高く、少しの汚れなら水洗いだけでもキレイになるといったメリットがあります。
ただし、施工料金が50,000円~100,000円と高価格な点はガラスコーティングのデメリットです。
セラミックコーティング
カーコーティングの中でもっとも被膜の強度が高く、持続性にも優れているのがセラミックコーティングです。
セラミックコーティングの材質にはガラス成分とセラミック成分が組み合わされていて、摩擦や飛んできた小石などによるキズから車のボディを守ってくれます。
- 被膜の強度が非常に高く防汚性・耐紫外線性に優れている
- 被膜が厚い分だけ光沢感もアップする
- 価格が高いこと以外にデメリットはない
セラミックコーティングのデメリットは施工料金が高額(およそ20万円以上)である点です。逆に言えば、費用以外にデメリットはありません。
分厚い被膜によって艶感や光沢感といった見た目の美しさもアップしますので、とにかく車が趣味という方にはおすすめのコーティングです。なお、セラミックコーティングの持続期間はだいたい5年以上となります。
車をコーティングする理由|目的ごとに選ぶ種類
「どういった目的でカーコーティングを施すのか?」によって、選ぶコーティングの種類が変わってきます。
ここでは車をコーティングする理由や得られる効果をまとめましたので、コーティング選びの参考にしてみてください。
艶感や光沢感アップによる見た目の向上【カーワックス~】
車にコーティングを施すとボディの艶感や光沢感がアップし、見た目の良さが向上します。
こうした見た目を目的とする場合には、カーワックスやポリマーコーティングといった安価なコーティングでも満足できるかもしれません。
もちろん、より質の高い艶感や光沢感を得るならガラスコーティングやセラミックコーティングがおすすめと言えます。
撥水性・疎水性による水垢や汚れの防止【ポリマーコーティング~】
ボディの撥水性や疎水性を高めて、水垢や汚れを防止したい場合にはポリマーコーティング以上のコーティングが必要です。
油分を含んだカーワックスだと、使用環境によっては余計に汚れが付いてしまうかもしれません。
なお、水弾きを良くして水垢の原因となる水分を車体に残さないようにすることがカーコーティングの大きな役割です。
できるだけ撥水力を持続させたい方、普段あまり洗車する時間が取れない方には半年~3年程度の持続性があるガラス系コーティングやガラスコーティングをおすすめします。
紫外線のダメージや細かいキズの予防【ガラスコーティング~】
紫外線から受けるダメージ(塗装の剥がれ、色褪せなど)、飛石などによる細かいキズから車を守りたい場合は被膜の強度が高いガラスコーティング・セラミックコーティングを選びましょう。
上記2つのコーティングには防汚性と耐紫外線性が備わっています。
摩擦による物理的なキズをガードするといった役割を果たしてくれますので「多少のお金を払っても車をキレイに保ちたい方」「車の資産価値を下げたくない方」はガラスコーティングかセラミックコーティングを選んでみてください。
手軽に車をコーティングするならスパシャンがおすすめ
「カーコーティングに数十万円の費用は出せない」「コスパに優れたコーティング剤を知りたい」
こうした方におすすめしたいのが「スパシャン(SPASHAN2024S)コーティング剤」です。
スパシャンは誰でも簡単に施工できるコーティング剤ながら、圧倒的な撥水性・疎水性と光沢感を手軽に得られます。
使い方は丁寧に洗車したあと、希釈したスパシャンをササっと塗布するだけです。以下の動画では実際の使用方法と効果を確認できますので、ぜひご覧になってみてください。
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