この記事では、秋のシーズンに欠かせない落ち葉対策や落ち葉による汚れをキレイにする方法を分かりやすくまとめました。
秋になると車のボンネットやフロントガラスに落ち葉が付着することがありますが、落ち葉をそのままにしておくとキズやシミの原因になってしまいます。
また、排水口の隙間に落ち葉が入り込んでしまうとエアコンの故障や異臭の原因にもなりかねません。
そのため、落ち葉が付きやすいところに車を駐車している場合は、小まめな掃除や洗車をおこないましょう。
車のボンネットやフロントガラスの隙間に付いた落ち葉は放置しないこと

まずは落ち葉を放置するリスクや車に与える影響について解説していきます。
ボンネットやフロントガラスに付いた落ち葉をそのままにしておくと、見た目が悪くなるだけでなく車の機能性にも悪影響を与えます。
落ち葉を放置するリスク|エアコンや排水への影響
ボンネットとフロントガラスの隙間に落ち葉が溜まると、外気導入口や排水口が詰まってしまいエアコンの故障や車の内部のサビを引き起こしてしまいます。
車種にもよりますが、フロントガラス下部(フロントワイパーの下)に外気導入口や排水口があるタイプの車は特に注意が必要です。
落ち葉が詰まった状態で雨が降ると、落ち葉が水分を含み段々と腐食していきます。こうした落ち葉がエアコンフィルター内に入り込むことで異臭の原因になるケースも珍しくありません。
また、落ち葉が排水口を塞いでしまうと正常に排水がおこなわれず、電気系統の故障にも繋がってしまいます。
排水ドレンホースが詰まるほど落ち葉を放置するのは危険なので、車に落ち葉が付いていたら気付いたときに取り除いておきましょう。
落ち葉が擦れて車にキズが付く恐れも|小まめな掃除が大切
落ち葉は車のキズの原因にもなります。例えば落ち葉が挟まった状態でワイパーを動かすと、フロントガラスに細かなキズが付いてしまう可能性があります。
また、落ち葉が付いたまま自動洗車機に車を入れると、落ち葉との摩擦で車体にキズが付くかもしれません。こうしたキズを予防するためにも小まめな掃除が大切と言えるでしょう。
補足:フロントグリルやエンジンルームに入り込んだ落ち葉の取り方
フロントグリルやエンジンルームに入り込んだ落ち葉を取り除くときは、まずエンジンが熱くなっていないことを確認してから作業をおこないます。
フロントグリルの隙間から見える落ち葉は、細いノズルの掃除機で吸い出す・棒状のものの先端に粘着テープを付けて落ち葉を除去するといった方法で取り出しましょう。
エンジンルームに入り込んだ落ち葉は、掃除機で吸い出すかブロワーで吹き飛ばしてみてください。手で取れる範囲の場所ならそのまま素手で取り除いても問題ありません。
車の落ち葉対策3選|汚れ・キズからボンネットやフロントガラスを守る

ここでは落ち葉の汚れから愛車を守る対策を紹介していきます。
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
落ち葉対策①車のボディカバーを使用
落ち葉対策としてもっとも簡単なのがボディカバーの使用です。駐車場に置いておくと落ち葉が積もってしまう場合は、駐車後にボディカバーを掛けましょう。
いちいちボディカバーを掛けるのは面倒という人もいますが、車のカバーは落ち葉だけでなく雨水・紫外線・鳥の糞からボディやフロントガラスを守ってくれます。
ちょっとした手間をかけるだけで車の寿命は延びますので、自然と汚れが付きやすい駐車環境の場合はぜひボディカバーを活用してください。
落ち葉対策②ガレージやカーポートを利用
ガレージやカーポートを利用するのも落ち葉対策のひとつです。自宅の敷地内にガレージやカーポートを設置できるのであれば、ぜひ検討してみてください。
ガレージやカーポートを設置するには初期費用が掛かるものの、車の寿命が延びることによってトータルでは経済的にプラスになる場合もあります。
本格的なガレージだと100万円前後のコストが掛かりますが、カーポートであれば20万円前後で設置可能です。(1台の場合)
落ち葉対策③コーティングやワックスの施工
落ち葉による擦れキズやシミを防ぐためにはコーティングやワックスも有効的な手段です。
ガラス系コーティングやセラミックコーティングを施せば、落ち葉による細かいキズが予防できます。
また、撥水性に優れたコーティングやワックスを施すことで雨水によるシミやイオンデポジットなども防げるので、長く愛車を使いたいのであれば、ぜひカーコーティングを試してみてください。

落ち葉(松の葉など)による車の汚れの取り方|簡単な洗車方法

落ち葉の中には松の葉っぱのようなしつこい汚れに変わるものもあります。(松の葉っぱにはタンニン酸が含まれている)
こうした汚れをキレイに落とすためにおすすめしたい商品が「アイアンバスターフォーム&シャンプー」です。
- 手で取り除ける落ち葉を除去する
- 全体的に水洗いをする
- よく泡立てたカーシャンプーでボディやフロントガラスを洗う
- 泡が残らないように水で流す
- 水分が残らないように乾拭きをする
上記で紹介しているアイアンバスターフォーム&シャンプーは中性のカーシャンプーですが、酸性やアルカリ性の汚れもしっかり落としてくれる優れモノです。
松ヤニを含む松の葉の汚れも除去できますので、ぜひ一度使ってみてください。

車に付着する落ち葉や洗車方法に関してよくある質問
ここからは車に付着する落ち葉や洗車方法に関してよくある質問に答えていきます。
自分が疑問に感じている部分をチェックしてみてください。
ワイパーへの落ち葉対策は?
ワイパーの根元に隙間がある車種の場合は、落ち葉が挟まったり詰まったりしないよう「ワイパーアームホール保護カバー」を取り付けてみましょう。
ワイパーのアームホールからエンジンルームに落ち葉が入り込むのを防ぐために有効な手段です。細かい葉っぱがよく積もるような駐車環境の場合は試してみてください。
落ち葉を放置するとボディの色褪せに繋がる?
落ち葉が付着したまま長期間放置すると、その部分だけ色褪せが進んでしまう可能性があります。
これは濡れた落ち葉がレンズのような作用を発揮し、その部分だけ紫外線が強く当たってしまうからです。
落ち葉が付いていない部分との色のコントラストができてしまうので、気付いたときに取り除くようにしましょう。
落ち葉が多い時期はボンネットの排水口をタオルで塞いだ方が良い?
ボディカバーを掛けるのが面倒な場合は、ボンネット上部の排水口部分・外気導入口部分をタオルで塞いでみましょう。これだけでも排水ドレンやエンジンルームへの侵入を防げます。
ただし、長時間タオルを放置しているとタオルで隠れている部分とそうでない部分とで色褪せの度合いが変わってしまいます。(あくまで毎日車を使う人用の対策)
落ち葉によるキズからボディを守るなら|スパシャン2025がおすすめ

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