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ディーラーコーティングのメリット・デメリット|専門店に任せた方が良い?自分でもできる?

ディーラーコーティング

車メーカーと契約を結び各車を販売するカーディーラーではコーティングを取り扱っているところもあります。

この記事では、そんなカーディーラーにコーティングを依頼するメリット・デメリット、料金の相場などを詳しくまとめました。

カーコーティングを依頼できる主な店舗にはディーラー・専門店・カー用品店・ガソリンスタンドが挙げられます。また、自分でコーティング剤を購入して施工することも可能です。

あまりコーティングに関する知識がない方だと「どこに依頼しても仕上がりは同じではないのか?」と思うかもしれませんが、コーティングを任せる店舗によって仕上がり・持続期間は変わってきます。

新車購入時やアフターメンテナンス時にディーラーでカーコーティングをしてもらおうと考えている方は、ぜひこちらの内容を参考にしてみてください。

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目次

ディーラーコーティングとは|施工・引き渡しの流れ

ネッツトヨタ・ディーラーコーティング
引用:ネッツトヨタ千葉HP

ディーラーコーティングとは、名前の通り「カーディーラーが施工するコーティング」のことです。

大半のカーディーラーでは新車購入時や車検時、日頃のメンテナンス時にカーコーティングの注文も受け付けています。

ディーラーコーティングの特徴
  • トヨタや日産といった大手車メーカーのディーラーでは、それぞれの車種に合ったコーティングが用意されている
  • ディーラーでしか取り扱っていない専用コーティングがある(※参考:上画像ネッツトヨタ千葉)
  • ガラスやホイールのコーティングもまとめて依頼できる

ボディだけでなくガラス部分やホイールのコーティングができるのはコーティング専門店でも同じですが、各車種の特徴を熟知した上で適切なコーティングを提案してくれるところはディーラーコーティングならではの特徴です。

なお、新車購入時にディーラーコーティングを依頼する場合は、コーティング加工を施してから納車となります。

納車後にコーティングを依頼すると2~3週間ほどの時間が掛かるケースもあるので、トータルで考えれば納車前に頼んだ方がスムーズです。

ディーラーコーティングのメリット

ここからはディーラーコーティングを依頼するメリットについて解説していきます。

現在、ディーラーコーティングを検討している方はこちらの内容を確認しておきましょう。

車購入と同時にコーティングが完了している

ディーラーコーティングを依頼する第一のメリットは、車を購入・納車した時点でコーティングが完了している点です。

納車後にコーティングを施そうとすると、まず自分でディーラーや専門店を探して車を持っていかなければなりません。

また、選ぶ店舗やタイミングによってはコーティング完了までに数週間の時間が掛かります。その間、無料で代車を用意してくれるところであれば問題ありませんが、中には代車がないケース・代車が有料のケースもあります。

上記のケースを考えると、最初からコーティング済みの車を納車した方が手間も掛からず楽ということです。

各メーカーと契約を結んでいるため信頼性が高い

正規のカーディーラーは基本的に各メーカーと契約を結んだ上で車の販売をおこなっていますので、信頼性が高いという点が大きなメリットになってきます。

万が一、ディーラーに依頼したコーティングに不備があった場合は迅速かつ適切な対応をしてくれるため、頼む側としても安心です。

車メーカー自体の信頼性を損ねないために、正規のディーラーであれば最善の方法を尽くしてくれると考えられます。

アフターメンテナンスを受けやすい

大手車メーカーのディーラーであれば、全国に同じような店舗が存在するため、アフターメンテナンスを受けやすいといったメリットがあります。

新車購入時にディーラーコーティングを依頼し、目安である持続期間が近づいてきたときには同様のコーティングを再施工することも可能です。

また、各ディーラーは取り扱っている車種の知識が豊富なので、その車に合ったメンテナンスを提案してくれます。

例えばトヨタのディーラーであれば、トヨタ車に合ったコーティングや整備をしてくれるということです。

ディーラーコーティングのデメリット

ここからはディーラーコーティングを依頼するデメリットについて解説していきます。

ネット上で調べると「ディーラーコーティングはやめた方が良い」といった口コミも散見されますが、以下ではその理由も紹介していますのでご覧ください。

価格が高くなりやすい

新車時にディーラーコーティングを追加で依頼する場合、他のオプションと合わせて値引きされるケースもありますが、コーティング単体の値段で考えると高くなりやすい傾向にあります。

施工業者目安の価格
(ガラスコーティングまたはガラス系コーティング)
ディーラーコーティング10万円~20万円程度
コーティング専門店5万円~20万円程度
カー用品店2万円~10万円程度

もっとも高品質なコーティングを施した場合の価格はコーティング専門店とあまり変わりませんが、そもそもベースとなる金額が高い点はディーラーコーティングのデメリットと言えます。

もちろん上の価格はあくまで目安であり、ディーラーコーティングの中にも格安のメニューはあるものの、安くなるほど撥水性・疎水性などの機能性や持続力は落ちてしまうので、値段以上の効果は期待できません。

専門店でのコーティングより仕上がり・質が落ちる可能性がある

ディーラーでのカーコーティングと専門店でのカーコーティングでは、仕上がりの質に差が出る可能性があります。

専門店でのコーティングより質が低い可能性とは
  • コーティング専門店では専用のガレージにて作業がおこなわれる(埃や塵が車体に付きにくい環境)
  • コーティング専門店の方が丁寧な下地処理を期待できる
  • コーティング専門店には経験豊富なスタッフが揃っている

カーディーラーの仕事はあくまで「車を販売すること」なので、コーティング作業のプロということではありません。

中には格安で外注業者にコーティングを依頼することもあり、その場合だと仕上がりに不満が残ることも考えられます。

一方、コーティング専門店はカーコーティングに特化した技術・サービスをウリにしていますので、仕上がり・品質・持続力に満足いく可能性が非常に高いということです。

コーティングの出来は作業環境(埃や塵の有無、温度、湿度など)によっても左右されます。
※専門店ではコーティングに適した環境が整っている

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選択できるコーティングの種類が限定的になる

コーティングの種類が限定的かつ選択肢が狭いというのもディーラーコーティングのデメリットです。

ディーラーコーティングでは、大半の場合において車の各メーカーが推奨するコーティング剤・コーティング方法から選択することになります。

自分がコーティングに求める効果・持続力・価格の安さが合わないと感じたときには、無理にディーラーでコーティングをせず、専門店やカー用品店、または自らカーコーティングを施す方法を選びましょう。

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ディーラーコーティングの相場|トヨタや日産の場合

ここではトヨタ・日産のディーラーを例として、ディーラーでのコーティング料金の相場を紹介していきます。

ディーラーコーティングを検討している方は、こちらも参考にしてみてください。

トヨタのディーラーコーティング・一例

トヨタの正規ディーラーにはいくつかの種類がありますが、以下ではトヨペット(茨城)を参考にしてコーティング料金の相場を紹介しています。

引用:茨城トヨペットHP
引用:茨城トヨペットHP

上記はトヨペットで取り扱っているガラス系コーティングの料金表・一例です。(店舗によって金額は異なる)

コーティングの中でも強度・持続性が高いガラスコーティングよりも比較的リーズナブルな金額となっていますが、ハイクラスのコーティングほど高い料金となっています。

基本的には「新車購入時にディーラーコーティングを依頼した方が安く済む」という料金設定です。

日産のディーラーコーティング・一例

こちらでは日産プリンス埼玉の料金表を基に、ディーラーコーティングの相場を紹介しています。

引用:日産プリンス埼玉HP

日産が提供するベーシックなガラス系コーティングの料金となりますが、およそ7万円~10万円ほどの費用が掛かります。

こちらの料金が高いと感じるか、安いと感じるかは個人によって変わりますが、ディーラーコーティングを選ぶ際には「コーティングの種類」を確認しましょう。

上記で紹介しているコーティングはトヨタ・日産ともに「ガラス系コーティング」です。ガラスコーティングとは異なるため、その点を含めて施工を検討しましょう。(詳しい違いは次項で解説

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ディーラーコーティングではガラスコーティング・ガラス系コーティングを確認

車のコーティングには大きく分けて5つの種類があります。(カーワックスを含む)

このうち、ディーラーでよく提供されているのはガラス系コーティングまたはガラスコーティングです。

一見すると同じようなコーティングに感じられますが、2つのコーティングは効果・持続期間が異なります。

内容ガラス系コーティングガラスコーティング
成分ポリマー(有機質)とガラス成分を混ぜているガラス成分(無機質)のみで構成されている
特徴ポリマーが含まれている分だけガラスコーティングより被膜の強度がやや劣るガラス成分だけを使用しているため被膜の強度が高く耐傷性にも優れている
料金の相場5万円前後10万円前後
持続力半年~1年程度2年~3年程度

上記の料金相場・持続力はあくまで一般的な目安となりますが、ガラス系コーティングよりガラスコーティングの方が長持ちするのは事実です。

ディーラーにてコーティングをしてもらうときは、そのコーティングが「ガラス系」なのか「ガラス」なのかを必ず確認しておきましょう。

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ディーラーコーティングに関してよくある質問

ここからはディーラーコーティングに関する質問に答えていきます。

自分が気になる部分をご覧になってみてください。

新車コーティングは必要ある?

新車購入時に必ずコーティングした方が良いというわけではありませんが、コーティングをした方が見た目の美しさを保てます。

また、コーティングには光沢やツヤ感を付与するだけでなく「耐傷性」「耐腐食性」「防汚性」といった役割もあります。

ちょっとしたキズを防ぐ上でコーティングは非常に役立ちますので、新車を買うときはコーティングの施工を検討しましょう。

ディーラーコーティングと専門店でのコーティングに違いはある?

先述の通り、ディーラーでのコーティングと専門店でのコーティングでは仕上がりや質に違いが生まれる可能性があります。

カーディーラーは「車の販売」がメイン業務、コーティング専門店は「カーコーティング」がメイン業務であることを考えると、後者の方が満足度の高い仕上がりになりやすいと言えるでしょう。

また、コーティング専門店の方がカーコーティングに適した環境が整っているというのも一般的な認識です。

コーティング専門店は店舗によって料金が異なるため、結果として安く済みやすいといったメリットもあります。(対するディーラーコーティングの利点は信頼性が高い部分)

カーコーティングは自分でもできる?

カーコーティングは自分でもできます。

ディーラーや専門店にガラス系コーティング・ガラスコーティングを依頼すると10万円前後の費用が掛かりますが、自分で施工するのであればコストを半分以下に抑えることも可能です。

自分で洗車・下地処理・コーティング作業をすれば、材料代だけでコーティングができます。

最近では「カーコーティングなんてしたことがない」という方でも簡単に取り扱えるコーティング剤が数多く販売されていますので、ぜひ一度試してみてください。

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手軽にカーコーティングをするならスパシャンがおすすめ

スパシャン2025チタン配合

こちらではカーコーティング初心者におすすめの商品である「スパシャン SPASHAN 2025」を紹介していきます。

2025年モデルのスパシャンコーティング剤はチタンを配合しているところが特徴的です。表面にパキッとした輝きや光沢感が生まれ、さらに耐傷性や耐腐食性も付与されます。

なにより魅力的なのは、誰でも簡単に施工できる点です。

希釈したスパシャンコーティング剤を洗車後のボディにササっと塗布するだけなので、使い方に迷うこともありません。(実際の使い方は以下の動画をご覧ください)

ディーラーや専門店にコーティングを依頼するのも悪くありませんが、コスト面を考えれば「スパシャン SPASHAN 2025」を使った方がお得です。

できるだけ安くカーコーティングを済ませたい方は、スパシャンシリーズをぜひ試してみてください。

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ディーラーコーティング

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