- なぜ車の表面にポツポツとしたサビが発生するのか?
- ポツポツとしたサビをキレイにする方法は?
- サビを除去するのにおすすめのアイテムは?
当記事では上記のような疑問を持つ方に向けて、ポツポツとしたサビができる原因やサビを予防する方法を紹介していきます。
車の表面にサビができる原因はいくつかありますが、そのうちのひとつが鉄粉です。車には自然と鉄粉が付き、その鉄粉がサビることでポツポツとした跡が目立つようになります。
また、車自体のキズによってサビが生じるケースもありますので、日頃からよく点検しておくことが大切です。
本文中ではサビの主な原因である鉄粉の除去方法やおすすめの鉄粉取りアイテムについてもまとめました。
知らない間にポツポツとしたサビができてしまった方は、ぜひこちらの内容を参考にしてみてください。
車の表面にできるポツポツとしたサビの原因
まずは車の表面にポツポツとしたサビができる原因から見ていきましょう。
原因ごとの詳しい内容を解説していきますのでご覧ください。
①鉄粉
冒頭でも伝えた通り、車のボンネットや天井部分にポツポツとしたサビができる主な原因は鉄粉です。
大気中には目に見えないくらい細かな鉄粉が含まれていて、自然と車のボディに付着します。
なお、その出どころと種類は鉄道のレールと電車の車輪が摩擦することで生じる鉄粉、工場や工事現場から排出される鉄粉、自動車のブレーキダストに含まれる鉄粉など様々です。
一旦鉄粉が車のボディについてしまうと、水分によって酸化して錆として塗装に定着してしまい、簡単に落とせなかったりするのでとても厄介です。
引用:グーネット マガジン|車についた鉄粉の錆を除去する方法
ボディに付着している鉄粉を放置していると、いつかは酸化してサビになります。
住んでいる場所によって鉄粉が錆びるスピードにも違いがでるため、できるだけ早く鉄粉を除去するよう心掛けましょう。
②融雪剤
雪がよく降る地方では冬になると道路に融雪剤が撒かれます。
「雪を溶けやすくする」「道路が凍結しないようにする」というのが融雪剤の役割ですが、この融雪剤の基本的な成分はほとんどが「塩」です。
融雪剤には、さまざまな成分がふくまれています。代表的なものは、いわゆる塩である塩化ナトリウムや塩化カルシウム、また塩化マグネシウムなどです。
引用:チューリッヒ保険|融雪剤とは。成分(塩)や効果、撒くタイミング。車を錆びさせないには洗車が必要?
塩には鉄を錆びやすくする性質があります。
小まめに洗車していない車には鉄粉がびっしりと付いていますが、その鉄粉と融雪剤の塩が組み合わさると錆びるスピードが早まってしまいます。
③潮風
車のボディにサビが生じる原因としては「潮風」も含まれます。
潮風には塩分が含まれているため、融雪剤と同じように鉄粉と組み合わさることで車のサビを促進させます。
よく沿岸部の自動車や自転車、建物などが錆びてしまうのはこの潮風による塩害が原因です。
④飛石や摩擦などによる細かなキズ
小さな石がぶつかってできるキズや洗車時に付いてしまう細かなキズも点々としたサビの原因のひとつです。
車の表面には何層にも渡って塗装が施されていますが、その塗装面を超えてボディの鋼板まで達するキズができるとボディ自体が錆びてしまいます。
鉄粉による初期段階のサビはあくまで表面的なものです。しかし、ボディ自体のサビは車の耐久性に影響を与えるため、大がかりな修理が必要になってきます。
⑤塗装面の経年劣化
普段からキズの確認をしていても、経年劣化によって塗装面が剥がれていけばサビが生じてしまいます。
表面のクリア層が劣化して色がくすんで見える車は、特にサビへの耐性が弱まっているので注意が必要です。
車の表面にできるポツポツとしたサビの予防方法
車の表面にできるポツポツとしたサビを予防するためには「洗車」「カーコーティング」が効果的です。
それぞれどういったことをすればサビの予防に繋がるのかを見ていきましょう。
小まめな洗車
先ほど説明した通り、車にポツポツとしたサビができる主な原因は鉄粉と塩の組み合わせです。
鉄粉が付着しているだけでも錆びやすいところに、融雪剤や潮風が加わると余計に錆びるスピードが上がってしまいます。
こうしたサビの原因を取り除くためには小まめな洗車が効果的です。
付着してから長い間放置していた鉄粉は通常の洗車では落とせませんが、付いて間もないタイミングであれば洗い落とせる可能性があります。
融雪剤や潮風に由来する塩分を洗い流すことでもサビの一因を取り除けますので、できれば1週間に1回は手洗いで車をキレイにしましょう。
カーコーティング
飛石や洗車による細かなキズ、経年劣化による塗装の剥がれもサビの原因となります。
こうしたキズや塗装の劣化を防ぐためにもカーコーティングを試してみましょう。
ガラス繊維やセラミック素材の被膜で車を覆うことにより、キズや汚れを予防するものがカーコーティングです。撥水性も強化されるため、水滴跡による塗装へのダメージも抑えられます。
カーコーティングにはいくつかの種類があり、選ぶものによって費用が変わってきます。当然、費用が高いコーティングほど被膜の強度が増しますので、キズに由来するサビを抑える効果が上がります。
とはいえ、住んでいる地域や車の使用年数によってもコーティングを必要とする度合いが異なるため、自分の車に合ったコーティングを選んでみてください。
また、コーティング剤を購入して自分で加工を施すというのもひとつの手です。
車のポツポツとしたサビの原因である鉄粉を除去する方法
ここではポツポツとしたサビの原因である鉄粉の除去方法を紹介していきます。
鉄粉の除去に必要な道具と手順を分かりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
鉄粉除去に必要な道具
鉄粉を取り除くのに必要な道具は以下の通りです。
- カーシャンプー
- スポンジ
- 鉄粉除去剤(クリーナー)
- タオル
鉄粉除去剤(クリーナー)には液状タイプ・粘土タイプ・スポンジタイプなどいくつかの種類がありますが、取り扱い方が簡単なのは液状タイプです。(おすすめの商品はこちら)
次に鉄粉を除去する手順を見ていきましょう。
鉄粉除去の手順
車に付着した鉄粉を除去する手順は以下の通りです。
- ホコリや砂などを水で洗い流す
- カーシャンプーとスポンジで固着した汚れを落とす
- 泡を水で流した後に鉄粉除去剤を使用する
- 鉄粉除去剤を水で洗い流す
- 車全体をタオルで拭き上げる
いきなり鉄粉除去剤を使っても効果が薄まってしまいますので、まずは車に付着したホコリや砂などの汚れを落としていきます。
水洗い+カーシャンプーで汚れを洗い流したら、手で触れてザラザラする箇所に鉄粉除去剤を使用しましょう。
なお、鉄粉除去剤を使用するときは最初に目立たないところで試し、塗装・カラーに問題が生じないことをチェックしてから全体に使っていきます。最後は車に付いた水滴をキレイに拭き上げて完了です。
鉄粉取りにおすすめのアイテム
初めて鉄粉取りに挑む方へおすすめしたい商品が「スパシャン アイアンバスターフォーム&シャンプー 500ml」です。
こちらのアイテムは洗車と鉄粉除去が一度にまとめてできるカーシャンプーとなっています。
鉄粉取りに掛かる時間が短縮する上に各種コーティング済みの車にも使えるところが大きな特徴です。
鉄粉に反応すると泡が紫色に変化しますので、鉄粉が落ちていることをしっかりと実感できます。
なお、こちらの「スパシャン アイアンバスターフォーム&シャンプー 500ml」はホイールの洗浄にも対応した商品です。
車のポツポツとしたサビをキレイにするときの注意点
ポツポツとしたサビ自体をキレイにするときはサビ取り用のクリーナーやコンパウンド(研磨剤)を使います。
また、サビが大きい場合にはサンドペーパーで該当箇所を削る作業も必要となりますが、慣れない方がやるとかえって見た目がひどくなる可能性も否定できません。
付着した鉄粉が錆びているだけであれば除去剤で対処できるかもしれませんが、ボディ自体が錆びついているときは専門の業者に相談しましょう。
車にポツポツとしたサビができる前に「スパシャン2024コーティング剤」
車の表面にポツポツとしたサビができるのを予防したい方は「スパシャン(SPASHAN2024S)コーティング剤」を使ってみてください。
サビの予防にはやはりカーコーティングが効果的です。こちらのコーティング剤は誰でも簡単に施工できるところが大きな特徴となっています。
実際の使い方と効果に関しては以下の動画を参考にすると分かりやすいため、ぜひご覧ください。
「スパシャン(SPASHAN2024S)コーティング剤」を使えば水滴や汚れが付きにくくなり、結果としてサビの抑制に繋がります。
また、独自のウェットセラミック技術の効果によって光沢感やツヤ感も出せますので、車の見た目を良くしたい方には特におすすめです。
スパシャンブランドには他にも便利なカーケアアイテムが数多く揃っていますので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。