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夏場に洗車するときのコツや注意点|夏は洗車しない方がいい?真夏の洗車方法とは?

夏洗車

この記事ではご覧のような疑問を解消するために「夏場の洗車」に関する情報を紹介していきます。

夏のシーズンに自分で洗車するときはいくつかの点に注意しなければなりません。これは、夏以外の時期と同じように洗車してもキレイな仕上がりにならない可能性があるからです。

気温が高い日はボディの温度も上がり、付着している水滴がすぐに蒸発してしまいます。この水滴跡がウォータースポットの原因になるケースも少なくありません。

夏場は普段と異なる手順で洗車するとキレイに仕上がることもあります。そうした真夏における洗車のコツや洗車に適した時間帯をまとめていますので、自分で洗車をする方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

夏場に洗車するときの注意点

まずは夏場に洗車するときの注意点から見ていきましょう。

こうしたポイントを知っておくと、キレイに仕上がる洗車のやり方が分かってきます。

イオンデポジット・ウォータースポット・シミなどができやすい

冒頭でも伝えた通り、夏場は車体に付いた水分がすぐに蒸発してしまい、イオンデポジット・ウォータースポット・シミなどができやすい季節です。

炎天下に置かれている車のボディは70℃~80℃になるとも言われていますので、普通の洗車のように全体を水洗いすると所々に水滴の跡が残ってしまいます。

引用:JAF|真夏の車内温度(JAFユーザーテスト)

こちらは過去にJAF(一般社団法人日本自動車連盟)が調査した夏場における車内温度の検証データですが、車内のダッシュボードでも70℃以上になります。(外気温35℃での結果)

こうした環境で洗車をして水道水・シャンプーが混ざった水が乾燥すると、車のボディにカルキ(消毒用塩素)や洗剤の残りカスが付着したまま固まってしまうこともあります。(いわゆるイオンデポジットの原因

イオンデポジットが悪化するとウォータースポットになり、車の表面に凹凸ができてしまうため注意が必要です。

虫が付着し洗車後のボディーを汚す可能性がある

夏場の洗車では虫の存在にも注意しなければなりません。せっかくキレイに洗車しても虫が付着しているところを誤って拭き上げてしまうと新たな汚れになってしまいます。

また、虫の死骸による汚れを放置するとボディが腐食する原因にもなりかねません。そのため、できるだけ虫が寄ってこない環境(ガレージ内など)で洗車することも大事と言えます。

夏場に屋外で洗車する際は虫が発生しづらい場所(周りに木や畑がないところなど)を探してみましょう。

熱中症のリスクがある

夏場の洗車では熱中症にも気を付けなければなりません。近年では7月~8月だけでなく、6月ごろから熱中症になる方も増えています。

引用:総務省HP|全国の熱中症による救急搬送状況

6月半ばでもこれだけの熱中症患者が出ている状況ですので、7月~8月に炎天下の中で洗車するのは危険と言えます。

「夏場だけは洗車機を利用してササっとキレイにする」といった選択肢もありますので、いつも自分で洗車している方は自身の体調や環境・気温に合わせて検討してみてください。

上記データでは熱中症患者の半数以上が高齢者となっていますので、車を所有している高齢者の方は特に注意しましょう。

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真夏の洗車方法のコツ|洗車に適した時間帯

ここからは真夏の時期に洗車する方法やコツ、洗車に適した時間帯について解説していきます。

「夏場でもできれば自分で洗車をしたい」という方は、こちらの内容をぜひご覧ください。

部分的に洗い手早く拭き上げることで乾燥によるシミを防ぐ

夏場の洗車で気を付けるべきポイントは「水分の蒸発によるシミ(水垢)」です。そのため、手早く拭き上げることが重要となってきます。

また、部分的に洗車するというのも有効な手段です。ルーフだけをカーシャンプーで洗って拭き上げる、次にボンネットを洗って拭き上げる、ボディのサイド部分を洗って拭き上げる…といった形でパーツごとに作業を完結していくと余計な水滴跡が付きにくくなります。

冷たい水が出せる環境であれば、常温の水⇒冷たい水を掛けることでボディの温度を下げるといった方法もあります。(いきなり冷水を掛けると温度差によって塗装がダメージを負うため控える)

水滴跡を残さないためには吸水性が高いタオルを用意しておくことも必要です。以下の記事では吸水性に優れたタオルを紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。

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時間が掛かりやすいタイヤ・ホイールを先に洗う

夏場に洗車をするときは、時間が掛かりやすいタイヤやホイールから先に洗いましょう。普段は最後にタイヤ・ホイールを洗う方が多いと思いますが、夏に限っては先に洗っておいた方が後の作業が楽になります。

最後にタイヤ・ホイールを洗うと飛び散った水滴がボディに付着して乾燥・蒸発する可能性があります。そうなると水滴が蒸発した部分をまた洗ったり拭いたりしなければならず、二度手間になるということです。

夏場以外では水滴が飛び散ってもサッと拭くだけで終わるのでタイヤ・ホイールを最後に回しても問題ありませんが、真夏に関しては先に洗っておいた方が結果として時短になります。

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日中を避けて早朝や夕方に洗車をする

夏場に洗車するときは日中を避け、早朝か夕方に作業をおこないましょう。

気温がもっとも上がる日中に洗車すると熱中症リスクが高まるだけでなく、水垢が残る可能性も上がってしまいます。

なお、前述の通り特に高齢者の方は日中の洗車を控えましょう。

補足:炎天下でのワックスがけやカーコーティングは避ける

真夏の炎天下の中でワックスがけやカーコーティングをするとムラが出やすくなります。特にカーワックスに関してはボディの温度によって仕上がりが変わってきますので、気温が落ち着いた時期に施工するようにしましょう。

ワックスやカーコーティングにムラがあると見た目だけでなく機能性にも悪影響を及ぼします。

即効性が高く簡単に施工できるカーコーティング剤をお探しの場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

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夏場の洗車に関してよくある質問

ここからは夏場の洗車に関してよくある質問に答えていきます。

自分が疑問に感じている部分を確認してみましょう。

夏は洗車しない方がいい?

車の見た目や塗装面の劣化を防ぐためには、夏場でも洗車はした方がいいと言えます。

ただし、熱中症に注意しつつ手早く洗車を終わらせることが大事です。自分で洗車をしたい方は気温が下がる時間帯(早朝や夕方)を狙って作業をしましょう。

真夏に洗車すると水垢が残りやすい?

真夏はボディに付着した水滴が蒸発しやすいので、必然的に水垢が残りやすいと言えます。水垢を防ぐためには部分的に洗車をおこない、水分が乾く前に拭き取り作業を終わらせましょう。

なお、すでに水垢やシミができてしまっている場合は以下の記事を参考にしてみてください。

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夏場にガソリンスタンドの洗車機を利用する場合に気を付けるポイントは?

ガソリンスタンドの洗車機を利用する場合は拭き上げ用のタオルを用意し、すぐに水滴を拭き取るようにしましょう。

そもそも洗車機は車のボディを洗うだけで拭き上げ作業はしてくれません。夏場に洗車機の水滴を付けたままにしておくとカルキの跡が残り、イオンデポジットの原因となるため注意が必要です。

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夏場の汚れを防ぐのにおすすめ|スパシャンコーティング2025

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洗車に気を使わなければならない夏場の時期は、あらかじめカーコーティングを施して汚れを防ぎましょう。

誰でも簡単に施工できるカーコーティング剤としておすすめしたいのが「スパシャン SPASHAN 2025」です。

こちらのカーコーティング剤は、洗車後のボディにササっと塗布するだけで作業が完了するという優れモノです。

また、チタンが配合されたガラス系コーティング剤なので、施工後にはボディの表面に美しい光沢感が生まれます。

防汚性・耐腐食性・耐傷性も高いコーティング剤で、コストパフォーマンスに優れているところが大きな特徴です。

以下の動画では「スパシャン SPASHAN 2025」の使い方や効果を紹介していますので、ぜひご覧になってみてください。

カーコーティングを施しておくと、夏場に洗車することで残りやすい水垢やシミの予防に役立ちます。

また、真夏に洗車する回数を減らせばその分だけ熱中症リスクも抑えられますので、こうした手軽に施工できるカーコーティング剤をぜひ利用してみてください。

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