毎年、春になると花粉が飛散し始めますが、車の所有者からすると厄介な問題が「花粉汚れ」です。
車のボンネットやルーフに付いた花粉による点々とした汚れは外観を損ねるだけでなく、塗装面やガラスの劣化に繋がってしまいます。
この記事では、そんな花粉汚れをキレイに落とす方法や花粉のこびりつきを予防する対策をまとめました。
花粉汚れには「小まめな洗車」「泡立ちがいいカーシャンプーでの洗車」「お湯での洗車」などが効果的です。がっちりと固着する前に花粉を落とすことが大切になってきます。
そのほか、高圧洗浄機を使って花粉を落とす方法やカーコーティングを施すことで花粉の付着を抑えるといった対策もあります。
車の花粉汚れが気になっている方は、ぜひこちらの内容を参考にしてみてください。
花粉汚れが車に与える悪影響|黄砂汚れも加わるとボディにキズが付きやすい
はじめに花粉汚れが車に与える悪影響から説明していきます。
花粉の時期には黄砂が飛び交うこともあります。花粉と黄砂が合わさると、より車のボディにキズが付きやすくなるため注意が必要です。
塗装面やフロントガラス等の劣化に繋がる
花粉汚れを放置しているとボディの塗装面やフロントガラスの劣化に繋がります。
ひとつひとつの花粉は非常に微細なサイズであるため、肉眼で確認することは困難です。しかし、ボディに付着した水滴や凹んでいる部分に多くの花粉が集まると黄色っぽい点々とした汚れとなって表面化してきます。
花粉が厄介なのは「ペクチン」と呼ばれる成分を含んでいるところです。
ペクチンは植物の細胞壁を構成する多糖成分(いわゆる食物繊維)で、一般的にはジャムの成分として知られています。
引用:筑波大学|花粉の形成には花粉母細胞の細胞壁ペクチンの調節が必須である
ペクチンは水分と結合することで粘り気が出てきて、ほかの汚れを吸着してしまいます。こうした花粉の働きにより、普通の砂埃だけでなく黄砂が固着する原因にもなるということです。
また、粘度のあるペクチンがボディに付着したままだと、塗装面の腐食原因にもなりかねません。
花粉汚れと黄砂汚れでボディにキズが付きやすくなる
前述の通り、花粉汚れと黄砂汚れが合わさるとボディにキズが付きやすくなります。花粉はベタベタとした汚れですが、黄砂はザラザラとした汚れです。
当然、ザラザラとした黄砂汚れが付いたまま洗車機に通したりタオルで拭いたりすると、引っかきキズの原因になってしまいます。
こうしたキズを防ぐためには、車のボディに花粉が固着しないように日頃から洗車することが大切です。

車にこびりついた花粉汚れ・花粉シミの落とし方3選
ここからは車に花粉汚れや花粉シミがこびりついてしまった場合の落とし方を紹介していきます。
花粉汚れの度合いによって落とし方は変わってきますので、以下の方法を順番に試してみてください。
高圧洗浄機を使用する
高圧洗浄機を持っている方は、まずそちらを使って花粉汚れを落としていきましょう。
スポンジやブラシを使った洗車よりも「洗車傷が付きにくい」というのが高圧洗浄機を使用するメリットです。
花粉の時期は黄砂も飛散しているため、両方の汚れが合わさっているケースが多々あります。この場合だと、通常の洗車方法よりも高圧放水によって汚れを除去した方がキズは付きにくいということです。(スポンジ等による摩擦が減るため)
表面にザラザラとした汚れが付いた状態で擦り洗いをするとキズが付いてしまいます。こうした引っかきキズを付けたくない場合には高圧洗浄機が役立ちますので、持っていない方はひとつ用意しておくと便利です。

水洗いとシャンプー洗車で花粉を落とす
高圧洗浄機を持っていない場合は、普通の水圧で構わないので水洗いから始めましょう。車に付着した花粉汚れを全体的に落としてからシャンプー洗車をすることで洗車傷の予防になります。
また、カーシャンプーを使った手洗い洗車は、高圧洗浄機で取り除けなかった細かい部分の花粉汚れにも有効的です。
シャンプー洗車で花粉汚れ+黄砂汚れを落とす際には、いつもより泡立ちをよくしてから洗いましょう。(ザラザラとした黄砂汚れによる洗車傷を抑えるために重要なポイント)
花粉や黄砂による汚れを落としたら、最後にマイクロファイバータオルや洗車専用タオルを使ってしっかり水分を拭き取ります。
頑固な汚れには60℃前後のお湯を使う
普通のシャンプー洗車で落ちない頑固な花粉汚れにはお湯を使うといった方法もあります。
ペクチンは熱に弱く、継続的な熱を与えると分解される性質があります。
引用:千葉トヨタ自動車HP
ご覧の通り、花粉の粘度を生み出すペクチンは熱によって分解されるため、お湯を使った洗車がとても効果的です。
とはいえ、沸騰するほど熱いお湯を使うのは危険かつ車の塗装にも良くないので、目安としてはだいたい50℃~60℃前後のお湯を用意しましょう。
お湯を使った落とし方では、まず花粉汚れがひどいところにタオルを置いて、そこにお湯を掛けて数十秒ほど待ちます。その後、汚れが軟化した頃合いを見て優しく擦り取ってください。
補足:花粉シミが落ちないときは気温が上がる夏ごろまで待つ
花粉汚れの原因となるペクチンは熱に弱いということで、気温が上がる夏ごろまで待ってからシミをキレイに落とすといった方法もあります。わざわざお湯を用意しなくても夏の暑さを利用すれば花粉由来の汚れは落とせるということです。
とはいえ、花粉のシミを夏まで放置しても良いというカーオーナーは少数派だと思います。また、花粉シミがウォータースポット・塗装面の腐食原因にもなりかねないため、できれば固着する前にしっかりと落としていきましょう。

車のボディに付着する花粉のこびりつき対策
ここからは車のボディに花粉がこびりつくのを防ぐための対策について見ていきます。
車の花粉対策は至ってシンプルです。自分ができる方法を選んで実践してみましょう。
花粉対策①小まめに洗車する
普段からしっかりと洗車していれば花粉汚れが固まってしまうこともありません。簡単な水洗い+拭き取り作業だけでも花粉汚れや黄砂汚れは落とせますので、車の見た目を損ねたくない方は洗車を習慣化しましょう。
なお、一般的な洗車頻度は1ヵ月に1回程度ですが、花粉の時期は2週間に1回くらいのペースで洗車をしてみてください。これだけでも十分に花粉対策となります。

花粉対策②車のボディカバーを掛ける
物理的に花粉を寄せ付けない方法としてはボディカバーを掛けるといった案も挙げられます。自宅に車を駐車している間はカバーを掛けて花粉の付着を予防しましょう。
とはいえ、春の時期は車を走らせている間も花粉が付いてしまうので、結局のところは小まめな洗車が必要です。自分で洗車する時間がない方だと洗車機を利用するといった手段もありますが、花粉+黄砂汚れがひどいときには洗車傷を抑えるためにも手洗い洗車を推奨します。

花粉対策③カーコーティングを施す
花粉汚れによる塗装面へのダメージを抑えるにはカーコーティングが有効的です。コーティング済みの車であれば様々な汚れを水洗いだけで落としやすくなります。
また、塗装面に被膜を形成するカーコーティングはキズ予防にもなりますので、将来的に車の査定額を落としたくない方はぜひコーティングを施しておいてください。

車のボディに付着した花粉落としにおすすめの洗車セット

こちらは車の花粉落としにおすすめの洗車セットです。初めて車を所有した方、洗車グッズを買い揃えたい方は「2024S 4Lバケツ入門セット」を選んでみてください。
花粉落としにも役立つ泡立ちが良いカーシャンプーに加えて洗車用スポンジ+タオル2枚がセットになった商品です。さらに洗車後のボディをコーティングしてくれる「スパシャン2024S」が付いて3,000円台は非常にお得な価格と言えます。
これまで自分で洗車をしたことがないといった方にもぴったりのセットとなっていますので、ぜひ使ってみてください。
花粉汚れから車の塗装面を守るなら最新モデルのスパシャンコーティング

花粉汚れからボディを守るため、さらにしっかりとしたコーティングを施したいという方には「スパシャン SPASHAN 2025(チタン系コーティング)」がおすすめです。
こちらのコーティング剤にはチタンが配合されているため、従来のスパシャンよりも耐傷性・耐腐食性がアップしています。もちろん従来のモデルと同じように驚くほどの光沢感・ツヤ感も得られます。
実際の使い方や施工後の見た目については以下の動画を参考にしてみてください。(1分程度の動画)
スパシャンコーティング剤シリーズは車の知識がない方でも施工できるところが大きな魅力です。これまでコーティング作業をしたことがない方こそ「スパシャン SPASHAN 2025(チタン系コーティング)」を使ってみてください。