- 車の水垢を落とす方法は？
- 車の水垢取りにおすすめの商品は？
- 重曹やクエン酸でも水垢は落とせる？
この記事ではご覧のような疑問を解消するために、車の水垢落としに役立つグッズや水垢取りの方法を紹介していきます。
水垢は車のボディやガラス部分にとって天敵となる汚れです。放置しているとウォータースポットの原因となり、車の塗装面に凹凸ができてしまいます。
水垢汚れの原因は様々ですが、固着すると研磨作業が必要となるケースもあります。そのため、できるだけ早く除去することが重要です。
なお、車に付着する水垢には水性と油性の2種類があります。それぞれの性質や落とし方も解説していますので、車の汚れが目立ってきている方はぜひ参考にしてみてください。
また、当記事では自分で水垢を落とすときの注意点や業者に依頼した場合の費用相場などもご覧いただけます。
なかなか落ちない車の白い汚れは水垢が原因
しばらく洗車せずに放置していたら「白い汚れ」が目立つようになっている、といったことはよくあります。
この白い汚れの原因は基本的に水垢です。車のボディやフロントガラスに水垢が付いてしまう要因は様々なので、その内容から見ていきましょう。
ボンネットやフロントガラスなどに付着する水垢の原因
車のボンネット・フロントガラス・サイドミラーなどに付着している水垢の原因は以下の通りです。
- 雨水や水道水などの水分
- 泥はねや油汚れ
- 大気中を漂う塵や埃
- カーワックスやコーティング剤の残骸
- 鳥の糞や虫の死骸など
水垢は文字通り水分が原因となって付着する汚れです。雨水や水道水には炭酸カルシウムやミネラルなどが含まれています。
ボンネットやフロントガラスに付着した水滴が蒸発するとそこに残された不純物が汚れとなって固まりますが、これが水垢が発生する第一歩目です。
不純物が固まったところには水滴・塵・埃といったものが留まりやすくなり、時間が経過するとさらに汚れが大きくなっていきます。
種類によって異なる車に付着した水垢の落とし方
水垢には水性と油性の2種類があります。それぞれ原因と落とし方が異なるため、汚れをよく観察して対処しましょう。
- 水性の水垢：雨水、水道水、ウォッシャー液などが原因
- 油性の水垢：大気中に含まれる油分、カーワックス、コーティング剤などが原因
基本的な落とし方は「水性の水垢＝酸性の洗剤」「油性の水垢＝アルカリ性の洗剤」を使う形となります。
白いウロコ状になっている水垢は水性であるケースが多いので、同様の汚れが目立っている場合は酸性タイプの洗剤を選びましょう。ヌラヌラ、ベトベトした油性の水垢にはアルカリ性の洗剤を使ってください。
なお、どちらの汚れもひどい場合には油性の水垢⇒水性の水垢といった順番で落としていきます。
車の水垢落としにおすすめの洗車グッズ3選
ここでは車の水垢落としにおすすめしたい3つの洗車グッズを紹介していきます。
どの洗剤も頑固な水垢を取るのに効果的なので、ぜひ試してみてください。
スパシャン Dr.ケアコレ 水アカバスター5
車の水垢落としをする場合にはこちらの「スパシャン Dr.ケアコレ 水アカバスター5」がおすすめです。
水垢を分解する性能が各段に高く、ガッチリと固まってしまった白いウロコ状の水垢もキレイに落としてくれます。
使い方は水で濡らしたタオルに希釈した本剤を吹きかけ、水垢汚れが目立つところに塗り込んでいく形です。溶剤の粘度が高く、汚れへの吸着力と除去力に優れています。水切れが良いため、洗車後のシミも心配ありません。
黒い筋のようになっている水垢落としにも使えますので、ぜひ一度スパシャン Dr.ケアコレ 水アカバスター5を試してみてください。
スパシャン Dr.ケアコレ ウロコ取り
こちらの「スパシャン Dr.ケアコレ ウロコ取り」は窓ガラス用の水垢落としです。フロントガラスを含め、様々な部分のガラス面に使用できます。
ガラスに固着した水垢（ウロコ）を除去するには専用のケミカルが必要となりますが、困ったときにはぜひこちらの商品を使ってみてください。
「スパシャン Dr.ケアコレ ウロコ取り」は窓ガラスに付着した水垢はもちろんのこと、油膜や古いコーティング剤もまとめて除去できる優れものです。水性と油性の汚れを同時に落とせるため洗車の手間が省けます。
一般的な洗剤だと油性の汚れ（油膜など）を落としてから水性の水垢を落とすといった工程を踏みますが、こちらのケミカルがあれば洗車の時間が大幅に短縮されます。
フロントガラスやサイドガラスが汚れで見えづらいといった場合には、ぜひスパシャン Dr.ケアコレ ウロコ取りで洗車をおこなってみてください。
モンキーギャング ウォータースポットリムーバー
こちらの「モンキーギャング ウォータースポットリムーバー」は水垢だけでなく、イオンデポジットやウォータースポットの除去にも役立つケミカルとなります。（研磨成分は不使用）
業務用レベルの酸性クリーナーを安全に使用できる形で開発した商品です。研磨成分は入っていませんので、擦る力加減によって車にキズが付く心配はありません。
一般的な弱酸性洗剤では落としきれない水性の水垢をキレイにしたい場合はこちらの商品がおすすめです。また、カーコーティング前の下地処理用ケミカルとしても使えます。
車の水垢落としに使える裏ワザは？重曹やクエン酸でウロコ取りはできる？
ここでは身近なもので車の水垢を落とす裏ワザを紹介していきます。
重曹やクエン酸を使った水垢落としのやり方や注意点を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
重曹を使った水垢・ウロコ取り
重曹はアルカリ性の性質を持つため、油性の水垢（酸性）を落とすのに使えます。
お湯に重曹を入れてスプレー状にしても使えますが、がっちりと固まった油性かつウロコ状の水垢を落とすのであれば濡らしたスポンジに直接重曹を付けて汚れ部分を擦りましょう。
重曹を使うメリットは研磨剤が入ったコンパウンドとは異なり、ボディやガラスにキズを付ける心配が少ないところです。（塗装面へのダメージも少ない）
クエン酸を使った水垢・ウロコ取り
重曹と異なり酸性の性質を持つのがクエン酸です。クエン酸は水性の水垢落としに使えます。
クエン酸を薄めた溶液をスプレーで吹きかけ、数分おいてからタオルやスポンジで優しく擦りましょう。
フロントガラスや窓ガラスに付着している水性の水垢の度合いがひどい場合には、垂れない程度に浸したキッチンペーパーをガラス面に貼り付け、汚れが軟化してから再度擦るといった方法も使えます。
車のボディにクエン酸の溶液が垂れた場合にはすぐ水で洗い流してキレイに拭き取りましょう。
補足：重曹を使ってボディを洗車する際の注意点
濡れたタオルやスポンジに直接重曹を付けて水垢を落とす場合は、その後に重曹が残らないようしっかりと水洗いをしましょう。重曹が付着したままだと新しい汚れを引き寄せる要因になってしまいます。
また、重曹・クエン酸ともに洗車後は水滴をキレイに拭き取ってください。
車の水垢取りを業者に依頼した場合の費用相場
車の水垢取りを業者に依頼した場合の費用は、だいたい1万円前後が相場です。
もちろん依頼する業者によっても金額は変わってきますが、最低でも3,000円～5,000円程度の費用は掛かります。なお、金額が変動する要因については以下を参考にしてみてください。
- 車の大きさ：大きな車ほど高額になりやすい
- 水垢の度合い：汚れのひどさにより料金が変わることもある
- 選ぶ業者：ディーラーやガソリンスタンドなどにより金額は変わる
カーコーティング業者に依頼する場合はコーティング費用の中に水垢落とし（下地処理）がセットになっていることもありますので、事前に内容を確認してみましょう。
車の水垢落としの手間を省くならスパシャンがおすすめ
車の水垢落としが面倒に感じる方は、汚れを予防するために「SPASHAN（スパシャン）2024S コーティング剤」を利用してみてください。
こちらはウェットセラミック技術を採用した新しいカーコーティング剤です。希釈した溶液を車のボディやガラス部分にササっと塗るだけで異次元の水弾き（疎水力）を実感できるようになります。
また、こちらのコーティング剤を使うとボディの光沢やツヤ感もアップします。実際の使用感については以下の動画をご覧になってみてください。
本来、車にガラスコーティングやセラミックコーティングを施そうとすると数万円～数十万円の費用が掛かりますが、SPASHAN（スパシャン）2024S コーティング剤なら1万円以下のローコストで施工が可能です。
水垢による車へのダメージや見た目の劣化を気にする方は、ぜひこうしたカーケア商品を使って愛車のメンテナンスをおこないましょう。
