この記事では、ご覧のような「車はどれくらいのペースで洗車すれば良いのか?」という疑問を解消するために、みんなの洗車頻度や理想的な洗車のペースについて解説していきます。
先に結論から伝えると、理想的な洗車頻度は2週間~1ヵ月程度です。黒系統の車は汚れが目立ちやすいため、2週間に1回くらいのペースで洗車することが望ましいと言えます。
また、洗車のタイミングは車を利用する頻度や走行する場所によっても変わってきます。本文では洗車の頻度に関する様々な情報を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
車の洗車頻度は2週間~1ヵ月に1回のペースが理想的

まずは理想的な洗車頻度とその理由について見ていきましょう。
初めて車を購入した方や普段あまり自分で洗車しない方は、こちらの内容をご覧になってください。
みんなの洗車の頻度はどれくらい?平均は1ヵ月~3ヵ月に1回
以下の参考情報を基にすると、みんなの洗車頻度は平均して1ヵ月~3ヵ月に1回くらいであることが分かります。
参考:マイナビニュース|マイカーをどれくらいの頻度で洗車する? – 「自宅で手洗い」が49%、「洗車機」が41%【15000人調査】
1ヵ月に1回と回答した方がもっとも多く、次いで3ヵ月に1回という回答が多い結果になっています。(合計値の場合)
なお、1ヵ月に2回以上の洗車をおこなうと回答した方も割合としては多い一方で、1年に1回~まったく洗車をしないという回答も全体の約1割を占めていました。
理想的な洗車の頻度は2週間~1ヵ月に1回のペース
理想的な洗車の頻度は2週間~1ヵ月に1回とされていますが、この理由は以下の通りです。
- 水垢が固着しないようにするため
- 水垢によるイオンデポジットやウォータースポットを防ぐため
- 花粉・虫の死骸・泥汚れによる塗装の劣化を防ぐため
- 車のビジュアルや色合いを美しく見せるため
- 劣化を防ぐことで車の資産価値を維持するため
1日に数時間ほど車を走らせた場合、一般的な道路を走っていても様々な汚れが付着します。
また、雨が降っているときだと水分がボディに付着しますが、水滴を放置すると水垢やイオンデポジットの原因になってしまいます。(さらに放置すると塗装面に凸凹=ウォータースポットができてしまう)
こうした塗装面へのダメージを軽減させるためにも1ヵ月に1回程度の洗車は必要ということです。
特に車の買い替えや中古車としての売却を考えている方は、資産価値を減らさないためにも車のケアを怠らないようにしましょう。
補足:週一で洗車する必要はない
車をキレイに保ちたいという気持ちから週一ペースで洗車する人もいますが、それほど頻繁に洗車する必要はありません。
もちろん遠出をして車が汚れてしまった、泥汚れが付いた、花粉汚れがひどいといったタイミングであれば洗車しても構いませんが、何もない場合でも高頻度で洗車をすると表面のコーティングや塗装が剥げやすくなってしまいます。
車の色によって適切な洗車頻度は変わる

理想的な洗車頻度は車の色によっても少し変わってきます。
それぞれのカラーと洗車頻度の関係性について見ていきましょう。
白色の車の洗車頻度
白色の車は細かいキズが目立ちにくく、紫外線の吸収率も低いといった特徴があります。そのため、人気があるボディカラーとなっていますが、泥汚れや水のシミがやや目立ちやすい色です。
基本的には1ヵ月に1回くらいのペースで洗車をすれば大丈夫と言えますが、泥や砂の汚れが付いたときには都度洗車をしましょう。
黒色の車の洗車頻度
黒色の車は水滴による白い水シミ・水垢・イオンデポジットが目立ちやすいボディカラーです。そのため、2週間に1回くらいのペースで洗車するのが望ましいと言えます。
また、光沢のあるブラックは細かいキズが目立ちやすいため、できれば定期的にコーティングを施して塗装面を守るようにしましょう。
その他の色や新車の洗車頻度
赤や紫といったカラーは白系統の色と異なり、紫外線を吸収しやすく、色褪せやすい色となっています。そのため、2~3週間に1回は洗車をおこない、汚れと共に色がくすむのを防ぐように心掛けましょう。
汚れが目立ちにくいベージュ・グレー・シルバーといった車の場合は、1ヵ月に1回程度のペースでも問題ありません。
なお、新車に関してはコーティングの有無によっても洗車の頻度が変わりますが、だいたい1ヵ月に1回の頻度で洗車をしておけば大丈夫です。

洗車頻度に関してよくある質問

ここからは洗車の頻度に関してよくある質問に答えていきます。
自分が疑問に感じている部分をチェックしてみてください。
青空駐車の場合の洗車頻度はどれくらい?
屋根や外壁に守られていない青空駐車の場合だと、車をとめているだけでも砂ぼこりや鳥の糞などが付着してしまいます。
そのため、屋内駐車やカーポートの下に駐車している車よりは洗車頻度が高くなります。とはいえ、目立った汚れがなければ2週間~1ヵ月に1回のペースで洗車をすれば問題ないと言えるでしょう。

洗車してもすぐ汚れる・汚れが目立つ原因は?
せっかく洗車してもすぐ汚れてしまう原因としては「水滴の拭き残し」が考えられます。
ボディに水滴が付いていると他の汚れ(砂や花粉)も付きやすくなってしまいますので、洗車後は水滴が残らないようしっかりと拭き上げ作業をしましょう。また、水滴自体が乾燥し水垢(白い跡)になることも多々あります。
毎週洗車してる人は割合として多い?
毎週洗車をしている人の割合はそれほど多くありません。前述の参考データを見ても全体の5%に満たない数となります。
また、コーティング車の場合だと頻繁に洗車することで被膜が剥がれやすくなってしまいますので、やはり2週間~1ヵ月に1回程度のペースが望ましいと言えるでしょう。
まったく洗車しないと車はどうなる?
まったく洗車しないと塗装面の汚れがクリア層を浸食し、ひび割れの原因になってしまいます。
塗装の表面がひび割れすると奥のベース層までダメージを負い、簡単な研磨作業では修復できなくなりますので注意が必要です。また、車体が錆びつく原因になり、中古車としての価値低下にも直結します。
さらにフロントガラスが汚れていると安全な視界が確保できなくなりますので、最低でも3ヵ月に1回は洗車するよう心掛けてください。

自分で洗車できない場合にガソリンスタンドの洗車機を使うのはアリ?
自分で洗車する時間が取れない場合には、ガソリンスタンドに設置してある洗車機を使っても問題ありません。
ただし、洗車機は構造上「車の足元の汚れが落としづらい」ため、ホイールやタイヤに関しては自分で洗車するようにしましょう。
また、予備洗車(水洗い)の時間を十分に取らないと付着している汚れによる洗車傷が付く恐れがあります。

洗車頻度を減らしたい人におすすめのコーティング剤【スパシャン】

日々忙しく、なかなか洗車の時間が取れないため「洗車頻度を減らしたい」という方におすすめの商品が「スパシャン SPASHAN 2025」です。
こちらは誰でも簡単に施工できるガラス系コーティング剤で、パキッとした艶感や光沢を生み出すチタンが配合されているところが大きな特徴となっています。
以下の動画では実際の使い方や効果を紹介していますので、ぜひご覧ください。(1分ほどの短い動画)
普段の洗車後に薄めた「スパシャン SPASHAN 2025」をササっと塗布するだけで抜群の効果を発揮してくれます。
これまで自分でコーティングをしたことがない方でも扱えますので、ぜひ試してみましょう。

また、こちらの「スパシャン オタマジャクソン」は窓ガラス専用のおすすめ撥水剤となります。使い方はガラス部分に塗って、その後に乾いたタオルで拭き上げるだけです。
窓ガラスに付着する水垢や油膜の予防になり、洗車頻度を抑えられるようにもなりますので、ぜひ一度使ってみてください。